言語化の第一歩ー忘れかけていた原点と「理念の掘り下げ」
- 吉川義之
- 11月17日
- 読了時間: 2分

※この記事は前記事「6か月の約束と『感謝』から始めたマネジメント」の続きになっています。
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自分の頭の中を言語化するという難しさ
自分の頭の中を言語化する。
これが想像以上に難しい作業でした。けれど同時に、「私自身が描いていた理想(初心)」を呼び戻す時間にもなりました。
アバンサールは、「地域に必要なリハビリテーションの場を提供する」という想いからスタートしました。
正直なところ、日々の忙しさの中で、この理念を忘れかけていたのだと思います。 しかし、言語化の作業に取り組むことで、曖昧になっていた初心がくっきり輪郭を取り戻したのです。
文字にすることで、思い出す・整理できる
「私はこんなことを考えていた」「この先はこんなことをしたい」
書いているうちに、頭の片隅に埋もれていた構想や願いが次々と浮かび上がってきます。
そして、ふと気づきました。
自分の頭の中でさえ忘れていたり、ぼんやりしていたりすることを、文字にもしないまま「相手に伝わるはず」と考えていたのには、無理があったことに・・・
経営者として、頭の中を言語化することは「人に伝えるため」です。
と同時に、「自分の思考を整えるため」でもある。そのことを、当時の私は実感していました。
次回テーマ:「理念の意味を掘り下げる」
最初に取り組んだのは、「理念の意味の掘り下げ」です。
経営理念とは何か?
なぜそれが自分たちに必要なのか?
日々の判断・行動にどう結びつけるのか?
思い返せば、病院勤務時代、私は理念の“唱和”はしていたものの、理念そのものを深く考えることはしていませんでした。(今思えば、とても失礼な姿勢でした……)
だからこそ、自分が掲げた理念を改めて深掘りし、言葉として皆に伝える―ここからやり直すことにしました。
次回更新予定:11月24日(月)



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