良い会社から強い会社へー社員満足度が突きつけた現実
- 22 時間前
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※この記事は前記事の後編、Part②となっています。
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初めての社員満足度調査の結果を見たとき、私は言葉を失いました。
ここでは具体的な数値や項目は伏せますが、端的に言うと―
「思っていたより、ずっと苦しかった」というのが現実でした。
私はそれまで、「少しずつ良くなってきている」と感じていました。
感謝を意識し、言語化を進め、方向性を共有し、経営計画書と発表会も実施した。
歯車は回り始めた―そう思っていました。
でも、社員の声は違った。
そこには、私が見たくなかった現実がはっきり映っていました。
ここで大事なのは“点数”ではなく“ズレ”だった
社員満足度調査は、点数を上げるためのものではありません。
むしろ本質は、ズレを見つけることです。
・経営者が「伝わっている」と思っていることが、伝わっていない
・経営者が「整っている」と思っていることが、現場では整っていない
・経営者が「良くなっている」と思っていることが、現場では苦しいまま
この“ズレ”を見つけられるだけで、調査をやった意味があります。
そして私は、この結果を見て決めました。
耳の痛い結果から逃げない。怖いけれど、ここを直視しないと、強い会社にはなれない。
変えられるのは「社員」ではなく「仕組み」
調査結果を見て思ったのは、「社員が悪い」でも「誰かが悪い」でもありませんでした。
問題は、“人”ではなく、仕組みにある。
・役割が曖昧
・情報共有が不足
・判断基準が統一されていない
・負担が偏っている
・本音が出ない構造になっている
こうした土台が整っていないと、どれだけ理念を語っても、現場は疲弊します。
この調査をきっかけに、私たちは少しずつ、
「測る→共有する→改善する」を回し始めました。
ここまでの流れだけでも、会社としては十分に大変でした。
しかし、その直後に、誰も予想できなかった外部ショックが襲います。
コロナ禍です。
ここから、赤字が続く3年間が始まりました。
事業所を閉鎖しなければならない状況にもなりました。
ただ、ひとつだけ確信を持って言えることがあります。
このタイミングで、社員満足度調査によって組織の弱点を“見える化”できていたことは、後に大きな意味を持ちました。
次回:コロナ禍の悲劇(赤字続きの3年間)
次回は、コロナ禍で何が起きたのか。
赤字が続く中で、私が何を守り、何を捨て、何を信じたのか。
できるだけ正直に書きたいと思います。



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