コロナ禍からのスタートー「向き合う」ことを仕組みに変えた
- 3月26日
- 読了時間: 2分

※この記事は、前記事の後編Part②になっています。
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幹部とは「コックピット会議」と「合宿」で握る
一方で、社員全体と向き合うだけでは会社は変わりません。
経営の方向性を現場に落とし、判断を速くし、改善を回していくには、幹部との密なコミュニケーションが不可欠です。
そこで私たちは、幹部とのコミュニケーションを強化しました。
・定例のコックピット会議
・節目に実施する幹部合宿
“コックピット”という言葉には意味があります。
飛行機が乱気流に入ったとき、操縦席では「状況把握」「判断」「連携」が一瞬で求められます。会社も同じで、限られたメンバーが正確な情報を共有し、判断し、実行に落とす場が必要です。
コックピット会議は、まさにそのための場でした。合わない幹部は退職していきました。でも、残った人たちは本当に素晴らしい。
こうした変化の過程で、当然ながら“合う・合わない”は出てきます。
方向性、価値観、仕事の進め方。そこにズレがあると、幹部ほど影響が大きい。
結果として、合わなかった幹部は退職していきました。
寂しさがないと言えば嘘になります。
でも、いま残ってくれている社員たちは、心からそう言えます。
「本当に素晴らしい人たちです。」
ただ能力が高いという意味ではありません。
理念に共感し、変化を受け入れ、仲間を大切にし、現場を良くしようと動ける。そういう人たちが、会社の中心に残ってくれました。
社員満足度調査は2023年度、過去最高値になった
そして、ここで一つ、私にとって大きな節目があります。
社員満足度調査が、2023年度に過去最高値となり、私たちが当初目指していた数値を、ついに超えました。
もちろん、点数がすべてではありません。しかし、かつて“悲惨”な結果を突きつけられた私たちにとって、これは単なる数字以上の意味がありました。
・向き合うことを仕組みにした
・改善を回した
・幹部と握り、組織のズレを修正した
・結果として、働く人が「ここで頑張ろう」と思える土台ができた
そういう積み重ねが、ようやく形になった瞬間だったと思います。
次回:仕組み化(内部統制・見える化)で“再発しない会社”へ
ここまでで、私たちは「良い会社」から「強い会社」へ、確かに一歩進めた実感があります。ただ、私はコロナ禍を経て、さらに確信しました。
強い会社は、人の頑張りではなく、仕組みで守る。
次回(第17回)は、この連載の一つの節目として、
過去の失敗を“経験”で終わらせず、再発しない構造へ変える。
その話をまとめます。
次回更新予定:3月30日(月)



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