財務・会計の勉強を始めた日ー「任せる」と「見えていない」は同義だった
- 2月26日
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※この記事は、前記事の後編、Part②となっています。 前記事はコチラ
まず何から学んだか?
「財務・会計を学ぶ」と言っても、最初から難しいことはできません。
私が最初にやったのは、“毎月これだけは見る”を決めることでした。
① 現預金(いま手元にいくらあるか)
会社は利益より先に、現金が尽きたら終わりです。
まずは「今いくらあるのか」を毎月確認する。これが起点でした。
② 試算表(PL)――売上と利益の構造
試算表というと難しそうですが、最初はここだけで十分でした。
売上はいくらか
人件費はいくらか
固定費はいくらか
最終的に利益はいくらか
そして何より、私はここで初めて強く理解しました。
「売上がある」=「儲かっている」ではない。
利益は構造で決まる。感覚ではなく、数字で判断しなければいけない。
③ 資金繰り表―未来の現金残高
次に手を付けたのが、資金繰りです。
「今ある現金」ではなく、3か月先、6か月先にどうなっているかを見る。
入金はいつ、いくら入るか
支払いはいつ、いくら出ていくか
その結果、現金はどれだけ残るのか
これが見えるだけで、経営者の不安は驚くほど減ります。
“数字を理解する”は、会社を疑うことではない
誤解されがちですが、財務を見ることは「誰かを疑うこと」ではありません。
会社を守るための、当たり前の行為です。むしろ、見ないことの方が、社員にとって不安だと思います。経営者が現状を把握できていない会社は、現場がどれだけ頑張っても、いつか崩れます。
数字を見始めて変わったこと:判断のスピードと質
財務を見始めてから、私の経営は変わりました。
何にお金を使うべきか?
何を削るべきか?
どの事業に力を入れるべきか?
「なんとなく」ではなく、「根拠」をもって判断できる。
これだけで、経営者の孤独は減ります。
そして何より――
社員と話すときに、言葉だけでなく現実を共有できるようになります。
次回:会社の状況を“言語化”できるようになった
財務・会計を学び始めたことで、ようやく私は会社の現状が分かるようになりました。
次回は、私が実際にやった「会社の状況把握」――
現状を見える化し、優先順位をつけ、打ち手を考えるところまでを書きます。



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