会社の状況把握ー「いま何が起きているか」を数字で言えるようになった
- 3月2日
- 読了時間: 2分

※この記事は、前記事「財務・会計の勉強を始めた日ー『任せる』と『見えていない』は同義だった」の続きになっています。
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前回は、私が財務・会計の勉強を始めた理由と、まず何を見始めたのかを書きました。
今回はその続きです。
財務を学ぶ目的は、知識を増やすことではありません。
会社の状況を正しく把握し、正しい順番で手を打つことです。
当時の私は、ようやくここに着手できるようになりました。
「忙しい」と「把握できていない」は違う
以前の私は、忙しさを理由に会社の状況を“見ているつもり”になっていました。
でも、見ているつもりと、把握できているは、まったく別物です。
利用者さんは増えている
現場は回っている
スタッフも頑張っている
それでも数字を見ると、会社は苦しいことがある。
現場が頑張るほど赤字が増えることだってあります。
この矛盾を解くためには、「いま何が起きているか」を言語化(数値化)しなければいけません。
まずやったこと:会社の“現在地”を3つに分けて見る
私がまずやったのは、会社の状態を大きく3つに分けて捉えることでした。
① 利益の構造(PL)
売上が増えても利益が増えないなら、原因はどこか。
ざっくり言えば、見るべきは次の3つです。
売 上:何が増減しているのか(稼働率?単価?件数?)
人件費:増え方は適正か(採用・残業・配置)
固定費:下がらないコストが会社を圧迫していないか
私はここで、改めて痛感しました。
「頑張っている」では経営は守れない。
“構造”を変えないと、結果は変わらない。
② 現金の流れ(資金繰り)
PLが黒字でも、資金繰りが崩れれば倒れます。逆に、PLが赤字でも、資金繰りが持てば立て直す時間があります。
私が見るようにしたのは、
3か月先までの現金残高の見込み
大きな支払い(月末・賞与・税金・保険料)のタイミング
入金の遅れが起きたときの耐久力
つまり、「いま」ではなく「未来の現金」を把握することでした。
③ 現場の状態(KPI)
財務だけ見ても、現場の改善は進みません。
私はこの頃から、「現場の数字」を意識して見るようになりました。
たとえば(ここは会社や事業によって違いますが)、
・稼働率
・キャンセル率
・契約者数
・解約者数
・問い合わせ数
・職員の残業時間
こうした数字は、会社にとっての“体温”のようなものです。
体温を測らずに、健康管理はできません。
大きな気づき:利益と現金は別物だった
数字を見始めて、一番大きかった気づきは……Part②に続く
→3月5日(木)に更新予定です。



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