許すという決断ーそして、去ってもらう
- 2月16日
- 読了時間: 2分

※この記事は、前記事「開業当初から一緒にやってきた方の裏切りー”会社の資金”に起きていたこと」の続きになっています。
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前回は、会社の資金の流れに起きていたこと、そして私が「信頼だけでは会社は守れない」という現実に直面した話を書きました。
今回書きたいのは、その続きです。
―許すという決断について。
私の中で「許す」とは、なかったことにすることではない
裏切りが発覚したとき、私の中には当然、情けなさや失望がありました。
「なぜそんなことができるのか」
「なぜうちの会社で」
「自分は何を見てきたのか」
いろんな感情が渦巻きました。
でも同時に、私は経営者として、もう一つの問いから逃げられませんでした。
この会社を、どう守るか。
社員の生活、利用者さんの安心、地域からの信頼。
それらを守るために、最も優先すべき判断は何か。
ここで私が強く意識したのは、「許す」という言葉の扱い方です。
世間で言う“許す”は、ときに「水に流す」「忘れる」「なかったことにする」と混同されます。
でも、私がこのとき選んだ「許す」は、それとはまったく違います。
私にとっての「許す」は、こういう意味でした。
感情に任せて相手を攻撃しない
ただし、責任は曖昧にしない
会社の未来のために、必要な線引きをする
そして、同じことが二度と起きない仕組みを作る
つまり、“人を裁く”ためではなく、“会社を前に進める”ための整理でした。
葛藤:切り捨てるのか、情をかけるのか
難しかったのは、相手が「開業当初から一緒にやってきた方」だったことです。
共に走ってきた時間があり、思い出もあり、助けられたこともありました。
だからこそ、判断は簡単ではありませんでした。
過去の貢献をどう扱うのか
会社の信頼をどう守るのか
社員はどう感じるのか
ここで甘い判断をしたら、組織はどうなるのか
私が一番怖かったのは、曖昧にしてしまうことでした。
Part②に続く
→2月19日(木)更新予定です。続くPart②以降もぜひ読みに来てください。



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