開業当初から一緒にやってきた方の裏切りー”会社の資金”に起きていたこと
- 2月9日
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※この記事は、前記事「会社の未来をそろえるービジョンを言語化し、全員に届ける」の続きになっています。
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前回は、ビジョンを言語化し、経営計画書と発表会を通じて「方向性を共有すること」の大切さに気づいた、という話を書きました。
少しずつ歯車が噛み合い始めたように感じていたあの頃。私は、ようやく経営者として「伝える」「共有する」というステージに立てた気がしていました。
―しかし現実は、そんなに単純ではありませんでした。
方向性が揃っても、会社は守られない
理念やビジョンを示し、方向性を共有する。これは間違いなく大事です。けれど、会社を前に進めるためには、もう一つ欠かせないものがあります。
それは、会社を守る仕組みです。
「会社を守る」と聞くと、危機管理や事故防止を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろんそれも含まれます。ただ、私がこのとき突きつけられたのは、もっと根本的で、もっと現実的なことでした。
―お金です。 会社の資金の流れです。
私は“任せきり”でした。
当時の私は、現場も走りながら、採用も抱えながら、組織づくりに取り組み、理念や方向性を言語化し、発表会までやりました。
今思えば、よくやっていたとも思います。
でも同時に、私はある領域を「任せきり」にしていました。
それが、会社のお金の流れ(資金管理)でした。
開業当初から一緒にやってきた方に、経営の中枢の一部を任せていました。
それは信頼でもあり、期待でもあり、そして私自身の「苦手意識の先送り」でもありました。
「経営者として現場と組織を立て直さないと」
「人の問題をなんとかしないと」
そう思えば思うほど、数字やお金の管理は“後回し”になっていったのだと思います。
違和感は、最初は小さかった
はっきりした“事件”の前に、違和感はいつも小さく現れます。
何となく、数字の説明が曖昧に感じる
報告のタイミングが遅い
資金の動きに対する質問が、うまくはぐらかされる
「まあ大丈夫です」で話が終わる
当時の私は、こうした違和感を見ても、深く掘り下げませんでした。
「忙しいし」「任せているし」「信頼しているし」
そんな言葉で、自分の不安を打ち消していたのだと思います。
しかし、あるとき―「会社の資金の流れ」について銀行から指摘が入りました。
Part②に続く
→2月12日(木)更新予定です。続くPart②以降もぜひ読みに来てください。



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