組織図の大切さ — 私が描く「球体」組織のイメージ
- 吉川義之
- 7月28日
- 読了時間: 2分
更新日:7月31日

一般的に「組織」と聞くと、ピラミッド型のイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし私の場合、会社の組織を考えるとき、頭に浮かぶのは「球体」です。ちょっと不思議に思われるかもしれませんが、私は「運動会のピラミッド」ではなく、「音楽会の演奏」のような組織を理想としています。
ピラミッドではなく、音楽会の演奏
ピラミッド型の組織では、一番上に経営者がいて、その下に管理職、さらに下に一般社員……という構造が見えます。
でも私が思う組織のイメージは、「経営者が一番高いところにいる」のではなく、経営者が“軸”になって、みんなが同じ理念を中心に回っているようなイメージなのです。
・軸の中心にあるもの:みんなで共有している「理念」
・球体が回り続ける:一人ひとりが理念に合わせて動くことで、全体が絶えず循環し、連動する
では、そんな組織の中で経営者はどこにいるのでしょうか?
経営者は指揮者、社員は演奏者
私が考える会社組織は「音楽会の演奏」にたとえることができます。
・演奏者:現場で働く社員や、事務スタッフなどが主役。彼らは実際に音を奏で、お客様(利用者・クライアント)を感動させる役目を担っています。
・指揮者:経営者。演奏が乱れないように全体を指揮し、曲のイメージやゴールを示す役割です。
普段、お客様は主に演奏者(社員)の働きを見たり体験したりして満足を得ています。決して「指揮者を見るため」に音楽会に来ているわけではありませんよね。ところが、もし演奏が乱れたとき、観客(お客様)は「あれ?どうしたんだろう?」と指揮者を確認します。
会社でも同じです。日々の運営が円滑に回っており、チームワークが取れてお客様満足度が高いなら、経営者がしゃしゃり出る必要はありません。むしろ、社員を信じて任せるべきです。
経営者の役目は… Part②に続く
→7月31日(木)更新予定です。続くPart②もお楽しみに。



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