自社の「モノ」が何かを把握するPart②
- 吉川義之
- 7月24日
- 読了時間: 2分

※この記事は、前記事【自社の「モノ」が何かを把握する】の続きになっています。
お弁当事業の「人」の力
お弁当事業は一見「モノ」を売っているように見えます。しかし、そのお弁当の裏には管理栄養士が考えるメニュー、調理スタッフの技術、衛生管理、配送スタッフの丁寧さがあります。
たとえば、管理栄養士が「高齢の方でも食べやすく、しかも栄養バランスのとれたメニュー」を考える姿。調理スタッフが「もっと美味しくできるはず」と試行錯誤する姿。配送スタッフが「お客様の体調はどうかな?」と気遣いながらお弁当を届ける姿。これら全てが合わさって、初めてお客様に届く「価値」になります。つまり、お弁当というモノ自体が商品なのではなく、 お弁当を作り届ける人たちこそが商品だと思います。
事務員の価値もまた「商品」
多くの方は、事務員の仕事を「裏方」と考えるかもしれません。でも、アバンサールの事務スタッフは違います。現場が円滑に回るようにスケジュールを調整し、請求業務や書類作成を正確にこなし、ときにはスタッフやお客様の相談に乗る。こうした「見えない支え」があるからこそ、現場のスタッフは安心してお客様と向き合えます。
事務員もまた、会社の価値そのものです。
経営者としての覚悟
会社にとって「モノ」は資産です。大切に扱い、磨き上げるのが経営者の仕事。私たちは「人」を単なる労働力や数字として扱うのではなく、一人ひとりの人生と想いを尊重することを大切にしています。
私の目標は、社員全員が「自分がこの会社の“顔”であり“価値”だ」と胸を張って言える組織をつくること。そのために、これからも環境づくり・人づくりに力を注ぎ続けます。
アバンサールのお客様が「雅の里・道・バリオのサービスはやっぱり違うね」と言ってくださるのは、マニュアルや仕組みが優れているからではなく、社員一人ひとりの姿勢と想いが届いているからだと私は思っています。
【次回のテーマ】
次回のブログテーマは『組織図の大切さ』です(7月28日 月曜日 更新予定)。
コメント