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自社の「モノ」が何かを把握する

  • 吉川義之
  • 7月21日
  • 読了時間: 2分
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 アバンサールは、通所介護、訪問看護、お弁当事業など多くの事業を展開しています。どれも地域の皆様に必要とされるサービスであり、私たち自身が誇りを持って提供しているものです。


 過去に経営の勉強をしていた時、『経営者は自社の「ヒト・モノ・カネ」を把握し、これらの資源を活用していかなければならない!』と言われました。そのとき私は「アバンサールの商品は何だろう?」と考えました。

 通所介護なら「デイサービス」、訪問看護なら「訪問での看護」、宅配お弁当なら「健康的でおいしいお弁当」と答えるのが正解かもしれません。でも、そのとき私が出した答えは違いました。


 「アバンサールの『モノ』は社員一人一人なので、アバンサールは『ヒト・ヒト・カネ』だ」


と思ったのです。冗談のように聞こえるかもしれませんが、本気です。



サービス業の本質は「人」


 訪問看護の現場で、利用者様と真剣に向き合う看護師・リハビリテーション専門職。

通所介護で、利用者様の生活に寄り添い、時には笑顔や涙を分かち合うスタッフ。

 調理場で、管理栄養士と調理スタッフが一丸となって「健康とおいしさ」を追求し、毎日最高のお弁当を届けている宅配メンバー。

 事務所で、全体の業務を効率よく支え、現場スタッフが安心して働けるよう影で支えている事務スタッフ。


 どの部署も、一人一人が活躍しその上で成り立っているのがアバンサールです。会社としてお客様に提供しているのは「サービス」ですが、そのサービスを生み出しているのは、まぎれもなく「人の想いと技術」 です。


「社員が会社の価値そのもの」。この考えに、私は確信を持っています。



社員が満足して働けることが「品質」


 どれだけ理念やシステムが整っていても、最終的にお客様が受け取るものは「人の手」を通じて届けられます。現場で働く社員が疲弊していたら、心のこもったサービスは生まれません。だからこそ、私は経営者として、社員一人ひとりが 「この会社で働けてよかった」 と思える環境づくりに全力を注いでいます。


・良い仕事をしたときに、きちんと認められ、感謝されること

・困ったときに、仲間や上司に相談できる安心感があること

・家庭やプライベートとも両立でき、長く続けられる柔軟さがあること


この3つが揃って初めて、社員は自分の力を存分に発揮できます。結果として、お客様にとっての「良いサービス」が生まれると思っています。



お弁当事業の「人」の力


お弁当事業は一見「モノ」を売っているように見えます。しかし、そのお弁当の裏には……【Part②に続く】


7月24日(木)更新予定です。



 
 
 

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