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組織が会社にもたらす力

  • 吉川義之
  • 7月17日
  • 読了時間: 2分

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※この記事は、前記事【組織が会社にもたらす力】の続きになっています。



情報を取りに行かないのは「悪」


 少し強い言い方かもしれませんが、情報を取りに行かないのは経営において「悪」 だと私は思っています。

 

情報は、待っていても勝手に届くものではありません。自分からアンテナを立て、行動して取りに行くものです。そして、その情報を「どう活かすか」まで考えて初めて価値になります。


・新制度に合わせたサービスの改善

・補助金や助成金の活用で財務体質の強化

・業界動向を先取りした新規事業の立ち上げ


こうした取り組みは、正しい情報があってこそ実現できるのです。


「情報」をかけ合わせることで会社の発展スピードは加速する

「ヒト・モノ・カネ」だけで経営を回すのと、「情報」を加えて回すのとではスピードがまるで違います。


 例えば、優秀な「ヒト」がいても、その人が持つスキルや経験が最新の情報と結びつかなければ、宝の持ち腐れです。

同じように、どんなに魅力的な「モノ」も、社会や市場のニーズが変わっていれば価値が半減します。


 情報は「ヒト・モノ・カネ」を最大限に活かすための触媒です。情報によって方向性を定め、社員が力を発揮し、商品が進化し、資金が効率的に使われる。こうした循環ができれば、会社の成長は加速します。



介護・医療業界だからこそ情報の価値は大きい


 私たちが属する介護・医療業界は特に 法制度や政策の影響が大きい業界です。介護報酬の改定一つで経営環境が変わり、診療報酬の改定で訪問看護のあり方も変わります。だから、厚生労働省、財務省、経済産業省の発表に常に目を光らせる必要があります。


 この「情報への感度」の差が、数年後の会社の姿を大きく変えるのです。




次回予告


「ヒト・モノ・カネ」に「情報」を加えた4つの資源。この中で、私が次に深掘りしたいのは「モノ」についてです。



次回【自社の「モノ」が何かを把握する】

7月21日(月)更新予定です。


 
 
 

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