コロナ禍の悲劇ー「出血を止める」ために最初にやったこと
- 4 日前
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前回は、社員満足度調査の結果が想像以上に厳しく、組織の弱点が“見える化”された話を書きました。
そしてその直後、世界は一変します。
コロナ禍です。
感染リスク、利用控え、稼働低下、職員の疲弊……。
介護・医療・福祉の現場にとって、あの数年間は「気合」では乗り越えられない局面の連続でした。
そして会社の経営も同じでした。
私はあの時期を振り返ると、こう表現するのが一番しっくりきます。
“出血が止まらない状態”だった、と。
まず守るべきは「理想」ではなく「会社の生命線」
コロナ禍の初期、私は瞬時に理解しました。
・売上は読めない
・利用者数は揺れる
・現場は疲弊し、感染リスクも高い
・でも固定費は待ってくれない
こういう状況で、最初に考えるべきは「どう成長するか」ではありません。
経営者として最優先すべきは、
・現金をショートさせないこと。
・会社の生命線を守ることでした。
会社は利益が出なくても、しばらくは耐えられます。
でも、現金が尽きた瞬間に終わります。
ここは理屈ではなく現実です。
最初の一手:借りられるだけ借りた
私はすぐに行動しました。
借りられるだけ、お金を借りました。
この判断は、人によっては「借金を増やすのは怖い」と感じるかもしれません。
私自身も、もちろん怖かったです。
でも、コロナ禍という外部ショックの前で、私はこう考えました。
借金は“負債”でもある
しかし同時に、危機を越えるための“時間”でもある
現金があれば選択肢が増える
現金がなければ、選択肢はゼロになる
そしてここで、前回までに書いてきたことが生きました。
財務の勉強です。
もし私が財務を学ばず、資金繰りの考え方を持っていなかったら、
この判断はもっと遅れていたと思います。
あるいは、恐怖に飲まれて何もできなかったかもしれません。
でも私は、会社の現状を把握し、資金繰りの重要性を理解していました。
だからこそ、迷いながらも「今は守りを固める」と腹を括れました。
次の一手:事業所を“前向きに”閉鎖した
現金を確保した上で、次に私が考えたのは……Part②に続く
次回更新予定:3月16日(月)



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