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新テーマ「アバンサールという会社」編がスタートします。

  • 吉川義之
  • 10月7日
  • 読了時間: 2分

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 本日から「アバンサールという会社」をテーマにブログを始めます。


 このブログでは、これまで半年間にわたり発信してきたブログの内容(考え方・実践)を、会社経営にどのように活かしているのかを具体的に紹介しながら、経営者である私の経時的な心境の変化や成長も盛り込みながら、アバンサールという会社の歩みと現在地、そしてこれからについてお伝えしていこうと思います。


 アバンサールは2012年に設立し、今年で13年目を迎えました。社名の“Avanzar”はスペイン語で「前進する」の意味です。名に恥じぬよう、前進を止めないことを私たちの約束としてきました。


 いまは「VUCA(ブーカ)」と呼ばれる変化の時代です。私は、前進せずに停滞することは、後退と同義だと考えています。前進のために何より大切なのは、変化を恐れず、変化を受け入れる姿勢です。


 多くの人にとって安定は魅力的です。慣れた環境・方法・人間関係は安心をもたらします。一方で、“慣れすぎ”は視野を狭め、挑戦の機会を奪うこともあります。だからこそ私たちは、必要な変化を丁寧に設計し、学びに変えていくことを大切にしてきました。


 経営者としての私自身のスタンスもあり、アバンサールは創業以来、大小さまざまな変化を積み重ねてきました。振り返れば、うまくいった変化もあれば、誤りだった変化もあります。けれども、現在のスタッフはこの性格を理解し、変化に前向きに向き合う文化が社内に根づきつつあると感じています。最近では新しい取り組みが始まっても、「また新しいチャレンジが来たな」と、落ち着いて受け止めてくれるようになったと思っています。


 あらためて沿革をたどると、2012年の会社設立から、通所介護「雅の里」の開設、店舗拡大、訪問看護ステーションの立ち上げ、やむを得ない事業所閉鎖、そして地域活性事業「バリオ」の始動、事業所スタイルの変化、通所介護「道」の誕生など、この13年で多くの転換点がありました。


 今年度後半のブログではこうした節目に加え、社員からの“仕返し?”のエピソードや、離職の連鎖で訪れた閉鎖の危機、役員を守るか社員を守るか―といった厳しい意思決定など、可能な範囲で率直にお伝えしようと思います。


 前進を続けるアバンサールの舞台裏は、綺麗ごとだけでは語れません。成功も失敗も、学びに変えるプロセスこそ私たちの財産です。


 次回からは、社名に込めた意味と創業の原点、について紹介したいと思います。どうぞお付き合いください。


 
 
 

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